これは何でしょう?秋の酵素のかすをフードプロセッサーで細かくしたものです。実はこれがわたしの美容液。酵素かすをお風呂に入れてもポカポカ温まるのですが、顔や体に塗って洗い流すとスベスベになります。
手にとって水を少し加えると粘りがあるのですが、発酵しているので腐ることはありません。蓋はきちっと閉めずにのせるだけにしておきます。
そして。こちらはショウガ油。*ショウガの絞り汁、同量のゴマ油(白)を容器にいれ混ぜます。写真は混ぜる前。
民間療法で円形脱毛症や中耳炎などの手当てとして使われるものですが、わたしはこれを「血行を良くしたい所」「凝っている所」に塗っています。冬なら2日くらいで使い切った方が良いです。ショウガの香りが心地よいですよ。
特に編み物をして凝っていた首、肩まわりに塗ると効果覿面。先日夜、朝と強めにすりこみ少しすると肩が軽くなり、動かしたくてむずむず。娘の幼稚園に送る道中、肩回しや肩甲骨をグネグネ動かしながら歩き(とても怪しい姿だったと思いますが)、家に戻る頃には胸が開き姿勢も良くなりました。
「ショウガ湿布(温熱)に比べたら。。。」とあまり期待していなかったのですが、想像以上の効果に満足。ならばと肝臓や腎臓、顔にも塗っています。美肌効果もあるとか!?
注意点は「ショウガは体を温めるもの。」という思い込み。ショウガ自体は陰性なので、普段あまり動物性のものを食べない人がとり過ぎると冷えます。もちろん定量ならば血行が良くなり体が温まるのですが「食べ過ぎると」冷えるのです。
だからこそ、お肉やお魚とショウガを食べ合わせる昔ながらの知恵があったり、体の凝りや痛みにショウガ湿布をするとそこに血液が集中し、酸化している血液を浄化してくれ、痛みが軽減したり回復が早くなったりするのです。
どのくらいが「食べ過ぎ」なのかは、やはり自分の体に聴くしかありません。実はわたしもショウガは体を温めるというよりは、「食べ過ぎたな。」とか「油っぽいものを食べた後」口にするとすっきりする、という体感の方が強くあります。同じ量食べてもポカポカの人もいるはずです。
風邪や体調を崩したときの手当ては色々あると思うのですが、実際にできるものは普段から何度も繰り返しているものだと思います。だいだい後になって「そういえばこんな手当てもあったよね。」と気づくものです。
ショウガ油は手軽で、咳や喉の痛みにもよいそうなので、いざというときに作ってみようと思います。お腹の調子が悪い時、肩凝り、古傷などには、ショウガ油+温め(米ぬかカイロかこんにゃく湿布)というのも良いかもしれません。
まずは、面倒がってなかなか気をかけられないカサカサ肌を労らなくては。。。