都内で1男1女(2006.02生、2008.07生)の子育てをしています。
食事、お掃除、手当て、保存食作り、子どもたちとの会話、手作り、沖ヨガ、野口整体、、、我が家の台所からお届けします。           
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2013/04/27

父との別れ

久しぶりの更新です。

21日に父が旅立ちました。

色んな思い出を思い出したいのですが、
最期家族で父と対面したときのことでさえ、
葬儀を行う前よりも記憶が薄れてきていることに寂しさを感じます。
一方で、そういう状況を受け入れている自分もいます。

強がるという意味ではなく、
同じ経験をしても人によって全く違う「記憶」になることがあるように、
同じ人の中でも「記憶」は書き換えられていくものであるということ。

また、意識の上では覚えていないことも、
きっと深層のところでは経験として刻まれていることがあるのだと思います。
いつか必要なときにふっと現われるために、
今は胸の奥底で休んでいるのかもしれません。

4歳の娘は、火葬場で「おじいちゃんのお腹
焼いたらパンみたいにふくれるの?」と子どもらしいことを言ったり、
「おじいちゃん心の人になるの?」と哲学的なことを言ったり、
初めて不思議なことに直面して質問がたくさん。

7歳の息子は弔報を伝えたとき
「それじゃ、おばあちゃんは1人になっちゃうね。」とまず母を気遣い、
「おじいちゃん、本当に良い顔をして眠っているね。」と何度も言ってくれました。
父が苦しそうにしている姿も見たことがあるからでしょうか。

幼いながら感受性が豊かな娘、
人との関係性の中でものごとを捉える優しい息子、
それぞれの良いところが見えました。

旦那さんもわたしの父の思い出話を丁寧に聞いてくれました。
身内を見送るときに、同じ思いで悲しんでくれる人が居ることは、
とても幸せなことだと思いました。

長年煩っていた父を支えてきた母とも、疲れを癒しながら、
忘れて笑ったり、思い出して泣いたり、
新しい生活を歩んでいきたいと思います。

想う人が居るということは、お守りが増えたような気がしています。






2013/04/10

パン

長期の休みになると子どもたちが、
「Kさんに教えてもらった丸パン作って〜。」とリクエストします。
特に同席した娘は相当気にっているようです。

すぐに自己流にしてしまうわたしも
このレシピは結構忠実に守って作っています。
可愛い形にシンプル素材、とても美味しいです。
実際に手を動かしながら学んだので愛着があります。

久しぶりだったのでちょっと焦げてしまいました。


ある日のランチ。
ずっしり重みのあるパンですが、
家族4人ではパンが足りず、息子が「もっと食べたい。」と泣きました。
泣くほどではないと思いますが。。。


翌日、丸パンのレシピに太白ごま油を少し加え、
ソフトなパンを焼きました。

太白ごま油を入れるとふわっと膨らむので、
その日の気分で加えるときもあります。

今日はパウンドの容器に入れて焼いてみました。
しっとり色白なパンの出来上がり。



わたしのパン作り道具セット。
台所にもともとあるものを適当に利用して、
気楽にパン作りを楽しんでいます。


写真は一次発酵。
お湯を入れた大ボール(生地を混ぜるのに使った)の中に、
生地が入った小ボールが入っています。
サランラップの変わりにフライパンの蓋(笑)。
ずぼらだけど、片付けが楽なことはパン作りの敷居を下げてくれます。

今度夜捏ねて冷蔵庫で低温発酵、
朝焼きたてを食べてみたいと思っています。

そのためには、わたしがもう少し早起きをしなくてはいけないので、
調子が良いときにやってみます。
美味しい食卓のためならできるかも!?

イチゴがおいしい季節。
値段も手頃になってきたので、イチゴソースを作ってみました。

先日参加した「おいしい週末」のランチ会で、
レシピを頂きました。

クリームチーズと生クリームを混ぜたクリームは濃厚で、
旦那さんにも好評。もちろん、子どもたちも。

「おいしい週末」というタイトルぴったりの
ハレの日のおやつ。笑みがこぼれる甘さ、おいしさ。



個人的には最近ケの日の食事の大切さを
身にしみて感じています。

普通の食事というのがあって、
みんな集まって楽しいごちそうが引き立ちます。

いつでも好きなものを安価で食べられる時代。
情報や遊び、何でも刺激が多い時代だからこそ、
あえて引き算をして「足りなさ」を楽しむ時間を
意図的に作りたいな、と思います。

時代に合わせていくことと、
ベースとして持っていたい安定感。
やっぱり最後の強みなのでは、と自分なりの答え。

ちょっとしたことですが、生活の中で引き算。


清澄庭園で、子どもたちが拾った桜の花。
 翌朝起きたら勝手に飾ってありました。


2013/04/08

春休み最後の週末

春休み最後の週末は久しぶりに家族四人で過ごしました。

旦那さんの提案で、
土曜日は横浜のギャラリーと中華街へ行きました。
中華街は久しぶりでしたが、雨の前だったのでいつもより空いていました。

お昼に飲茶やチャーハンを食べたのですが、
夕飯もシュウマイを作りました。

新タマネギを入れました。シャキシャキ美味しい。
奥は菜の花のおひたし。


日曜日の夜はつみれナゲット。
いわし、レンコンをすりおろしたもの、片栗粉を混ぜ、
長ネギのみじん切り、ショウガのみじん切り、お味噌を加えて揚げました。

片栗粉ちょっと多過ぎた気がしますが、
低温でじっくり水分を飛ばしたのでカリッと仕上がりました。


レンコンの絞り汁はスープに加えました。
キャベツ、新タマネギ、人参に
岩塩と白ワインビネガー、オリーブオイルで味つけ。

野菜にサッと火が通ったところで火を止めて食感を楽しみます。
レンコンのとろみとオリーブオイル&白ワインビネガーの組み合わせ
意外と合いました。


前半は、子どもたちと毎日一緒、
子どもが寝たとたんに旦那さん帰宅でずっとテレビ、
正直「1時間で良いから1人になりたい!」と叫びたくなりましたが、
後半なんとか持ち直しました。

最後に家族で楽しく過ごせて良かったです。
夕方お父さんとキャッチボールをした息子は、
夜布団の中で「お父さん優しい人だよね。大好き。」
完全に自分の世界でうっとり。

その隣で娘タオルケットを顔までかぶって、ミイラのような姿。
このかみ合っていない間合いが楽しいです。

子どもと一緒に過ごせる時間。
1人で抱え過ぎると逃げ場がないつらさもあり、
子どもに嫌な思いもさせてしまったな、と反省。

一緒に暮らしている家族みんなが楽しめるよう、
自分の気持ちも大切にしながら、
長期のお休みの計画を立てたいと思います。次こそは!

靴下

小学校の新学期が始まりました。
去年の4月入学式に出席したことを思うと、早いです。

明日は幼稚園の始業式。
新しい靴下にレース編みを縫い付けました。




2013/04/07

イヤリング屋さん

先日作ったパーツでイヤリングを作成しました。
子どもたちがもう少し手が離れたら、
手縫いの洋服とイヤリング屋さんをやってみようか、
そんな思いが胸の中にわいてきました。

ヨガの仕事も充実させたいですが、
わたしは家にいる時間も大事みたいです。

今時イヤリングをする人は少ないけれど、
金属アレルギーや赤ちゃん連れの人、
ときどき大きなものをつけたい人もいますよね。

わたしはヨガをするときに着け外しがしやすいのも気に入っています。
可愛いピヤスはあっても、
イヤリングは少ないからやってみたくなりました。

使い続けて良いものを作りたいので、
今のうちに色々作って試してみようと思っています。


麻の糸で編んだ梅の花のモチーフを使って、
左右違う形のイヤリング。
3個セットにして色々アレンジできるようにしたいです。




白い花ぶらさげたイヤリング。
実際に使用してみたら、くるんと丸まってしまったので、
2枚抱き合わせてみました。
この方が動きがあって可愛い気がします。

真ん中はガラスビーズにしたり、金色の刺繍糸にしたり、試行錯誤。


友だちにリクエストされていたイヤリング作成。
パーツをはりつけるだけなのですが、
どんな洋服にも合わせやすいです。


ムーミンのお菓子用のパッケージに包んで。

金時豆のさんすうキット

ある日の午後、学校のさんすうの宿題を広げて、
「分からない〜。」と叫ぶ息子。
図を使った文章題、いくら説明しても分からない。

分かっていないというよりも、
完全に思考回路を遮断している感じだったので、
その日はてきとうに答えを書いて終わりにしました。

翌日、秘密の道具を用意。
金時豆を箱に入れただけの装置なのですが。

実は、母がわたしが子どものときに
豆を使ってさんすうを教えてくれたことがありました。

また、息子が赤ちゃんのときに、
豆をたっぷり箱に入れて「ミニ砂場」のような遊びをさせてくれました。
おままごとにも大活躍。

そのことを思い出して用意してみたのですが、
思いのほか息子に好評でした。

ポピーで昨日と同じような問題をやってみました。
「楽しい!もっと問題やりたい!」と
簡単な計算もわざわざ豆を使って計算していました。

昨日はあんなに分からなかった問題も、
落ち着くと豆がなくても解けました。

それだけ気分が大事なんですね。
改めて「理屈じゃないのだな。」と思いました。

分かりきったことでも、手を動かしてみる、
目で見えるかたちで示すことは、
子どもにとって大人が想像する以上に意味のあることなのではないかな、
と子どもと一緒に過ごす毎日の中で思うことが多々あります。

もっと難しい問題を解くようになった時、
こうして手の感触と目で見たことは、
頭だけで理解したこと以上にベースとして役に立つ気がします。

また、一つ一つバランスが違う豆を一列に並べたり、
左右対称にするために自然と偶数を選んでいたり、
1つの金時豆からいくつの豆が育つのだろう?と想像してみたり、
「計算」という枠組みを超えて「体験」できることもあると思うのです。



兄の勉強中、何でも同じことをしたい娘は、
黙々と大好きなリボンとハートを作っていました。

幼児も楽しめる豆キット、お勧めです。


2013/04/03

新学期の買いもの

 ひたすらのんびり過ごしていた春休みも、
先週末から少しかけ足になってきました。

新しい学期に新しいえんぴつと靴、
と思いつつ3月中はまだ早いと後回しにしていたら、
今週は毎日予定あり。

昨日も雨降りでしたが行くしかない!
ということで子どもたちと傘をさしてバスで出かけました。

あとは最近はじめた空手の防具を入れるカバン。
息子が持つとそうとう大きいですが。。。
シンプルなデザインにしたので、大きくなっても使えるかな?


「わたしのはないの?」と残念がっていた娘には、
以前から用意していたお弁当箱をプレゼントしました。
つい女の子のものは自分の好みのものを持たせてしまいます。
娘はキラキラの靴が欲しいらしいですが。。。

「たのしいムーミン一家」は夜の読みきかせに。
一番読みたいのはわたしだったりして(笑)



そうそう、最近わたしの物欲が減ってきました。
秋冬はバーゲンにも行きませんでした。
モザイク阪急がなくなったこともありますが。。。

最近は自分でチクチク作ったスカートが一番のお気に入り。
実はオーロラのサンダルやピープルツリーの洋服など
ちょこっと高めの買いものはしたいのですが、
買いものをする速度をゆっくりにして
良質で長く使えそうなものを身につけたいと思います。
自然とそう思えるようになってきた今日この頃。

後少しで新学期。
そうそう、我が家はアパートの更新、
そしてだんなさんとわたしの後厄の厄除も済みました。

大したことはできませんが、
新たな気持ちで楽しい一年が始まると良いな、と思います。



春先の柑橘

雨が続いていますが、少し前まで暑い日もありましたね。
そういう日はなぜか柑橘系のものが美味しく感じます。
    
         

こちらは野菜セットに入ってた小さな柑橘。
レモンを甘くしたようなきゅっと凝縮した美味しさでした。

キャベツの芯からチョコッと出ていた芽を瓶にさして鑑賞中。
少し育ったら食べてみようと思います。ワクワク。


グレープフルーツジューズでかんてんを作りました。
甘夏をトッピング。
娘は寒天の部分は苦手だったようです。残念。

何でも食べてくれる息子が、
実は子供にしては珍しいのかもしれませんね。

雨で湿気が多いと、玄米や切り干し大根などを食べたくなります。

今日のお昼は玄米結びにします。


2013/04/02

農園祭

土曜日はこどもたちと3人で

「くちたちはたけんぼ」の「農園祭」へ行ってきました。

思っていたよりも早く、
ひつじのアマエル君に再会できました。

田んぼの畦作りや餅つき、種イモ植え付け体験をして、
おいしい食べ物を頂きました。

水路からの水の流れを計算し、
田んぼに微妙な傾斜を作ることを
農家の方から教えてもらいました。

より低くしたい部分から土を掘って、畦を作りました。
こういうことって実体験からしか学べませんよね。

子どもたちも30〜1時間くらい
せっせと大きなスコップを使って作業しました。
息子はリヤカーで藁を運んだり積極的。

わたしは筋肉痛になりつつ、気持ちがよい疲労感。

東東京から西東京へ電車で1時間ちょっと。
来てみるとバランスがとれるように思います。

職場に近い、色々な人に出会える、便利な生活。
その生活に慣れているので、大きな不満はないのですが、
実際に、土の匂い感じて、空が広い場所へ身を置き、
畑仕事(ほんとうにちょこっとだけですが)やってみると、
どこかで帳尻があっていくような気がします。

くにたちはたけんぼの「東京に農場を」という活動理念も共感します。

全く分からないながらも、
農作業を子どもたちと一緒に体験する
というのはとても楽しいことでした。

何らかの形で続けていきたいです。





幼稚園のお餅つきに参加できなかった娘は、
餅つきができてご満悦。
やわらかくて美味しかったです。



国立の郷土料理「煮ぃ団子」は野菜たっぷり。
すいとん汁みたいな感じでした。

霧雨の中ずっと野外で寒かったので、
コトコト煮込んだ温かさがしみこみました。


帰り道、薬草発見!

そう広くない敷地の中に色や形が違う薬草が揃っていることに、
わたしとしては大興奮。



15分くらいの道のりも、子どもたちとテクテク。