都内で1男1女(2006.02生、2008.07生)の子育てをしています。
食事、お掃除、手当て、保存食作り、子どもたちとの会話、手作り、沖ヨガ、野口整体、、、我が家の台所からお届けします。           
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2013/11/28

昼下がりの家仕事2

手仕事の合間に、手前味噌、去年の秋の酵素を大瓶から
すぐ食べられるように小分けしました。

どちらの作業もなんとなく面倒でそうとう遅れてしまい、
心の片隅で気になっていたので、今日はスッキリ!

今年は赤みそ風かな。
何年も作っているので、味が安定してきた気がします。
明日からのみそ汁が楽しみ。


昨年仕込んだ秋の酵素、麦茶用の瓶に移し替えました。


ほら、まだ発酵し続けています。味も問題なし。
大瓶を洗いながら手がしっとりする酵素パワーを改めて感じながら、
子どもたちと風呂上がりに飲もうと思います。

昨年ヨガの先生に秋の酵素を正しい作り方で教わったこと、
アパート暮らしには不釣り合いな量を一斉に仕込んで、
その量仕込む意味、適当に量を変えてしまうと別物になってしまうことも教わりました。

近くでとれた季節の野菜、穀物、果物に海の恵み、
発酵の栄養となる糖分を素手で混ぜ合わせる仕事。
酵素はバランスがよいものだと思います。

今年は、なんとなく大仕事出来る気分ではありませんでしたし、
昨年の残りを頂いて調度良いかな、という感じ。

また、やっぱり酵素を作るのなら
もう少しスペースがあって水が綺麗な所で作ってみたいな、と思いました。
なんだかその方が自然な気がします。


ギーも作りました。濾したばかりの黄金色。


始めは「何これ?」と疑い深かった家族も、
最近では、朝ご飯に「ギーは?」と聞くようになりました。

重厚な香りと満足感、そして胃もたれしない、
やっぱり上質なエネルギーだと思います。


旦那さんや子どもたちの柔軟性に感謝。
いくら良いものでも、家族に面倒がられながら食卓に出すのと、
「美味しいね。」と言い合いながら食べるのでは、全く違うものね。



南瓜の煮物にできたてのギーを。甘みが増して美味しいです。

昼下がりの家仕事1


雑貨屋さんに手縫いのハンカチ、てぬぐいを入荷しました。
色々な人の手に渡ると良いな〜。



昨日の午後はポカポカ暖かい日でした。
我が家は、西日がよく入って午後は明るくポカポカ。


娘と2人で過ごす午後、わたしはあと少しで完成のマフラーに着手。



娘はお友達にお手紙を書いていました。
最近手足が出来て来たのですが、首なし白塗りの顔がシュールです。

3時になったので「先におやつ食べる?」と聞くと、
「お兄ちゃん、待ってる。」と娘からの返事。

「健気だわ〜。」と感心していたのですが、
二言目が、「だって、わたしお兄ちゃんがおやつ食べているときに、
もう一度食べたくなっちゃうんだもん。。。」

ただの食いしん坊でした。


アジア雑貨屋さんで手に入れたチベットやネパールのリボン。
娘の服?雑貨?何かにつかえそう、想像する時間も楽しいです。

2013/11/22

食事の楽しみ

先日、友達のお家でゆっくり遊びました。
親子共に仲良しはやっぱり楽ですね。
おやつにサツマイモと酒のお共にキャベツを持っていきました。

なんとヘルシーな組み合わせ。
でもこういうザックリシンプルなものを喜んでくれる友人、
有り難い存在です。


丸ごとふかしたサツマイモを1cmくらいの厚みにカットし、
フライパンに菜種油を多めにひいて両面焼いたもの。

ポイントは?
サツマイモも南瓜も丸ごとふかすと、
カットしてからふかしたものよりギュッと旨味が凝縮するような気がします。
時間はかかりますが、土鍋で余熱を利用すると中まで火が通ります。

ふかしただけでも美味しいのだけれど、
ちょっと焼いてみるとコクも出ますね。


キャベツをさっと茹でて塩、オリーブオイルで和え、
塩昆布をトッピング。

友達が作ってくれた鶏鍋ともやしのナムルがとても美味しかったです。
息子ももやしのナムルをすごい勢いで食べていました。
きっと近いうちに我が家でも作ることでしょう。
もう一度食べたい。


美味しい夕飯に満足して、翌日はシンプルに。
わたしは「こんなんでいいの〜!?」というくらい
質素な夕飯を食べることがあります。

特に前日ごちそうだったり、
おつきあいでおやつたくさん食べたりが重なったときに、
思いきってここまでシンプルにすると調子が良い気がします。

火を通した青菜、梅干しは必須、
汁物の出汁もその日は動物性のものは使いません。
油は使います。それだけで体が軽くなってリセットできます。

美味しいものを美味しく頂くためにも、引き算の日も必要ですね。

たくさん野菜スープと、ジャガイモタマネギのソテー。
谷保で分けていただいたお米、とっても美味しかったです。

赤いものはトラジという桔梗の根っこのキムチです。
なんだか元気になりそうな味。ご飯が進みます。



お友達のお家で夕飯を頂くのはめずらしいことなので、
子どもたちはおおはしゃぎ。
「一緒にお風呂入りたい!」「一緒に寝たい!」と口々に言う子たち。
いつかお泊まり会もできるかな!?



2013/11/20

収穫祭

日曜日、子どもたちと一緒に
「くちたちはたけんぼ」の収穫祭に行ってきました。

朝10時の集合にどの電車に乗ったら良いか?
乗り換えなどなど、子どもたちもすっかり覚えて、
谷保の駅から歩く道も私より先を行きます。



田植えの頃から夏、そして秋と
路地に咲いている花や葉っぱの移り変わる様子もまた、
都心では味わえない贅沢。





初めて、そして無農薬だったにも関わらず想像以上の米の収穫があったそうです。
我が家は、収穫の日に娘の調子が悪く参加できなかったので、
本当に少しの作業しかできていないのですが、
はたけんぼの方の説明を聞き、学びが多い一年でした。

「くにたちはたけんぼ」の田んぼの会員、
わたしたちみたいな全く農業経験のない人にとっての、
ワンステップの機会としてすばらしい企画だと思います。

そして東京にある小さな農地がなくならないように、
農地がある東京の風景が残りますように、とわたしも思います。

収穫したお米をかまどで炊いて、もち米は蒸してつきました。


子どもたちにとっても盛りだくさん!
火おこしやもちつき、勝手に農具で遊びだしたり。。。
危なっかしいけれど、微笑ましい光景。
結構スピードが出ていたけれど、事故が起きなかったのは、
大人たちの気が満ちていたこと、
そして子どもたち自身に体感覚があったからかな、とも思いました。

ここに通って、はたけんぼの活動に参加しているお子さんたち、
虫やかえるで遊んだり、小さい子が泥だらけになってニンマリしていたり、
刃物(農具)も触っていて、たくましいです。

昔の足踏み式の脱穀の機械を見せてもらったのですが、
これも代表のSさんが「危ないからさわっちゃだめ。」ではなくて、
「手を出さないこと」「大人がいる所で」ときちんと説明をして、
「自由にやっていいよ。だって、ぜったいやりたいでしょ。」とやらせてくれました。

かなり激しく回している子もいましたが、
一見乱暴なように見えても、たぶんたくさん痛い思いとか失敗をしているから、
加減が分かっている気がします。
こういうことって言葉では伝わらないことだな、とつくづく思いました。

家の子どもたちはそういう意味では、もの珍しいことばかり。

好奇心旺盛な息子は、火おこしを大人たちに教えてもらったり、
他の子たちと知らないうちに遊んでいました。

一方、私のそばで手伝いをしたり、
「お母さんと一緒にあれやりたい。」と離れなかった娘。

でも、ある時、ふと息子が遠くから手招きして「おいで。」と誘ったら、
娘がフワッと私の元から離れて子どもたちの輪の中に。

しばらくの間「大丈夫かな?」と観察していたけれど、
私の心配をよそに、とてもご機嫌で遊んでいました。

遊びに夢中なのに、なんであのとき息子が妹を気にかけたのか?
遊び始めてからも、いつもなら息子が娘に嫌がらせして、
娘がわたしに泣きついてきたりするのに、
お互いに遊ぶのに必死でそれどころではない!という感じでした。

息子が妹に声をかけたとき、
娘が私の側から離れていくとき、
見えないけれど、2人の心の中の何かが動いた気がしました。

小さな出来事なのだけれど、わたしにとっては何よりも嬉しい、
ごほうびのような瞬間でした。

きっと遊んだ子たちの名前すら覚えていないのだけれど、
「そのとき」を楽しむ、子どもらしいなんとも充実した時間でした。

 

子どもたちが遊んでいる間、わたしは
国立でとれた、稲穂、とうがらし、トウモロコシの皮で、
五穀豊穣のお守りの作り方を教えていただきました。
魔除けにもなるそうです。


お餅とお米お土産にも頂きました。
息子は得意げにお父さんに「僕たちが作ったお米!」と自慢していました。



2013/11/16

つながっている

最近、息子が宿題中、娘と2人のとき、夜、
チクチク手縫い仕事をしています。


雑貨屋さんで置いていただけることになり、
オーガニックコットンに手縫いのチクチク
ハンカチ&手ぬぐいを作っています。

息子が生まれた頃からかれこれ7年くらいコツコツやって来た手仕事。
やっぱりわたしにとってのものづくりはこのスピード、
この手触りだから、たくさん生産できないかもしれないけれど、
こういう時代だからこそ、
手縫いのものの価値ってあるのではないかな?と思います。

オーガニックコットンにしたのは「こだわり」ではなくて、
心地よさの体験、第一歩として。

質のよい布に包まれたときの安心感、心地よさ、
大切にしてもらっている感じ、
大げさにではなく「自分が大切な存在である」とただ自然と感じられること。
小さいけれども確かな経験を届けたい。

洋服は高くて買えないけど、
ハンカチやショールにもできる手ぬぐいくらいなら。。。
「心地よい生活」の第一歩として。

結局、ひと手間かけた食事や、手軽なヨガ、自分のテーマはつながっている。
積み重ねてきたことを、そろそろ仕事として成立させるために、
進んでいきたいたいな、と心から思います。

「伝えたいこと」が先にあるのだけれど、
対価を手に入れるための技術や経験、知恵を深めていきたいです。

ヨガの方も、最近おしゃれエリアに練習に行ってみたり。
やはり一線で活躍されている先生の姿、声、アジャストはすばらしいです。

わたしは一見頭で考える様に見えますが、
本当はかなり感覚的なタイプなので、実践から学ぶのが一番。
講師としての質を上げていくために、
やっぱり目標とする人に出会い、学ぶしかないのかな、と思っています。
それはヨガインストラクターでなくても良いのかもしれませんが。

わたしは整体の指導をする立場にはないのですが、
やはり野口整体を続けていることもまた、ありがたい財産だと思います。
いつも「謙虚にならないと」と思えるし、
何となくだけれど、気の流れにのっていく感覚が分かるので生きるのが楽。
人のことのもよく見れるようになってきた気がします。

不思議とつらつらと今の思いを書き留めていることもまた、
誰か伝わる相手がいるからかな、と思ったり。

中傷や非難が怖いときもあったし、
今もたぶんそういうことには弱いと思うけれど、
伝えたい気持ちの方が大きいから書きました。




2013/11/10

スケジュール帳

そろそろ来年のヨガカフェの日程の調節、
幼稚園の新年会の告知なんてあったり、、、
来年のスケジュール帳が必要になってきました。

ここ数年、いや5年以上愛用しているTRAVELER’S notebook、2014年のリフィル。


デザインもほとんど毎年一同じでシンプル。
皮のカバーも使い込む楽しさあり。
カバーの中に2種類はさめるので、わたしは月間と週間スケージュールを。

主婦なのにずいぶん大きな手帳、と驚かれることが多いのですが、
実は大したことは書いていないのです。。。
買い物リストや行き先の地図や電車の時間など必要なことをメモしたり、
偶然誰かに会えたとか、心に止めておきたいことをメモしたり、
忘れっぽいわたしには「これさえ見れば大丈夫!」という心強い存在。

シンプルなデザインなので、月間予定表には予定のみ、
文字は一色に整え、色鉛筆でアンダーラインを引いて、
「幼稚園関係」「小学校関係」「家族の用事」「仕事」「勉強」「遊び」
とカテゴリー分けするのもおすすめです。

過去の月の文字の詰まり具合、色を見て
「仕事、遊び、休息のバランスどうかな?」と見直せます。

スケジュール帳「隙間」が「心のゆとり」。
実は、円滑で効率的に物事が運ぶ「秘訣」だとわたしなりの見識。

プリントをはさんだり、シンプルなので子どもの絵を貼付けたり。


過去のノートも同じサイズ、しかも薄いので収納しやすいです。




2013/11/06

十和田奥入瀬

十和田奥入瀬芸術祭へいってきました。

新幹線にワクワクの子どもたちでしたが、
遠いですね、青森。。。

旦那さんの両親と一緒の旅行だったのでとてもにぎやかでした。
せっかちで大男なお義父さんとマイペースで中背な旦那さん、
そしてわりとせっかちで細身の息子、
それぞれ違うのだけれどどことなく似ている、
3世代のシルエット、行動が面白かったです。

娘は終始おばあちゃんおじいちゃんに甘えてご機嫌。

そして奥入瀬渓流はちょうど紅葉がキレイでした。
ひんやりした空気もキレイで頭がスッキリしました。
黄色や赤の木々の葉っぱと、シダ植物や大きな岩についたコケの緑のコントラスト、
細部に眼を奪われ、水の透明感に心洗われる感じがしました。
できたらもう少し散策したかったな。

2日目に立ち寄った「蔦温泉」もとても気持ちよかったです。
天井がものすごく高い古い木造の建物中で、生の温泉につかりました。
湯治にも使われているそうで、体に良さそうな気がしました。

子どもたちも今回は温泉が気に入ったようで、
宿泊した「森のホテル」でも、
娘はテンションが上がっていたのか水風呂で踊ったり。。。
息子は朝5時から2回目の温泉に入ったそうです。

お義父さん、お義母さん、旦那さんは何度も来たことがある十和田奥入瀬、
旦那さんの仕事の縁があり、こんなふうに3代で旅行に来ることになるとは。
実は旦那さんも小学生のときに母方のおじいさんに
連れて来てもらったことがあるそうです。

芸術祭の作品、十和田現代美術館にも立ち寄り、
アートと自然を体感しました。

また違う季節の奥入瀬渓流の情景を想像してみたり、
今度は東北の民芸なども見てみたいな、と思いました。



2013/11/02

たっぶり野菜スープ

冷蔵庫に何にもない日の朝やお昼。
最近スープをよく作ります。

秋冬になると、たくさんの素材を使ったごった煮スープがおいしく感じます。
様々な野菜を使うと塩だけで美味しいスープができます。

今日はじゃがいも、安納いも、たまねぎ、大根のスープ。
一日目は素材に火が通ったくらいでとめて、歯ごたえを楽しみます。
たっぷり作るのもポイントかな。


2回目、クタクタになった野菜に
南瓜やサツマイモを加えて甘みのあるスープにしたり、
 ソーセージを加えて塩気をきかせてみたり。


ツナの炊き込みご飯、
熱々の所に葱のみじん切りを和えておむすびに。


九九


小学校でかけ算を習い始めたので、
以前東京シュタイナーこども会で体験授業で教わった内容を
遊びを兼ねてやってみました。

数字の法則を図形で理解していく方法が、
大人のわたしにとっても目から鱗の内容、
九九=暗記という考え方に比べて創造的で体験として学べます。

がしかし。。。
一緒にやっていたら図形を塗りつぶすときに、
「疲れた。」とすぐにくじける息子に、
「集中力がない。」とか「3年生になったらそんなんじゃだめだよ。」
と暴言を吐いてしまいました(笑)。

隣で「この雰囲気やばい。」と固まる5歳の娘。
泣き出した息子に追い討ちをかけるわたし。

これじゃ台無しだよね。
でも時々喝を入れたくなる気持ちをおさえられない部分もあり、
心の中で揺れる母。

気持ちを入れ替えて、最終的には結構楽しく3の段までできました。
息子は色を塗りながら、今度は「これ、なんか世界みたいだね〜。」
と感心して、何度も図を使って九九を唱えていました。
響く部分もあったのかな。

実際の授業は声をあらげるどころか小さなささやくような声で
図形だけではなく体を動かしたり、歌を歌ったり、
ふんわりやわらかい世界観と一緒に知識が身についていきます。

その視点でみると、今日の「かけ算ワーク」は、
「お母さん自分が一番楽しそう。」
「けっきょくおこりんぼ。」
「でも一緒になんかやったよね。」

どんな思いか分からないけれど、
この珍劇も含めて息子の心に刻まれるのでしょうね。
おそろしや。。。



*娘が幼稚園でもらってきたイモのつるの不思議なオブジェと
 娘が装飾した花瓶。

久々の家族タイム


だんなさんが出張から帰ってきました。
ずっと東京のことも多いのですが、
ここ2ヶ月は月の半分いないことが多かったです。

行き先は様々ですが、帰ってくると、
子どもたちがあれこれ報告する様子がとても可愛いです。

電話やスカイプで顔を見て話をしているのですが、
実際に会えたときの喜びはまた違うようで、
寝起きに抱きついたり、話しながらスリスリしたり。

いつもなら私に尋ねることもわざわざ「お父さん教えて〜。」と。
だんなさんも久しぶりだから好対応。
「お父さん、物知りだねぇ。」と惚れ惚れ。
実力以上に(!?)尊敬されているところを見ると羨ましい限り。

留守中はそれなりに大変ですが、
子どもたちも大きくなったので自由気ままに。
わたしたちカップルはときどき一人の時間があるといいのかも、なんて思ったり。

子どもが眠った後晩酌しながらのんびり過ごしたり、
ずっとやろうと思って手を付けられなかったホームページを作成してみたり。
何より午前中部屋の掃除ができたり、仕事ができたのが嬉しかった!

ヴェネチアやロンドンの写真を見ながら、色々話を聞き私も楽しめました。
話を聞きながら、家族、住んでいる街、暮らしている国、仕事、
自分のいる場所からちょっと離れてみると
自分のことが客観視できたりするものだな〜、と改めて思いました。

子育てをしているとき、特に女性はそういう機会をなかなか持てないけれど、
小さいことでも良いから立ち位置を変えてみる、
そういう時間を作っていけたら良いな、と思いました。

だんなさん不在で子どもたちの成長も感じられました。
とくに息子は同性の親だからかすごく影響を受けています。

幼稚園の頃は3日以上いないと精神不安定になって、
すぐくじけたり、泣いたりすることが良くありましたが、
さすがに2年生。「今は夜かな?」などときどき気にかけてはいましたが、
自分の生活を楽しげに送っていました。

お土産のTATE MODERNのスケッチブック、
アルファベットのスタンプは息子に好評。
「まさかお父さんが僕が気に入るものを買ってくるとは。」
とだんなさんがいないところでしみじみと言っていました。

「わたしはもっとブリブリのものが欲しかった。」という妹に、
「それは無理だよ。お父さんはおしゃれものが好きだから。」と息子。

「おしゃれもの」っ何だ?
よく分からないけれど「お父さんのことを肯定的に見たいんだな。」と思い
息子らしい愛情表現を見ることができて良かったです。

小沢征爾さんがほとんど子どもと一緒に暮らしていないけれど、
毎晩電話していたから、むしろ普通の親よりも僕は子どものこと良く知っていますよ。
とテレビでおっしゃっていたのが印象に残っています。

「いないこと」もまた捉えようによってはギフト。
離れている人のことをどれだけ思えるか、
そういうことがわたしも気になっていることです。

息子が小さい時、雨が降ると「とうと大丈夫かな。傘持っているかな。」と
旦那さんの話をして同じときを過ごしていたので、
すっかりお父さんを思う気持ちが染みついています。

毎朝「今日お母さん仕事?」と確認するので、
きっとわたしのことも思っていてくれている気がします。

娘にとっては「お兄ちゃん今頃給食食べているかな?」
「もうすぐ帰ってくるかな?」と息子がそういう存在。
親よりもお兄ちゃんが身近で頼れる存在なのかも。

「思い」をおくることと一緒に、
「待っている」「見つめる側」の思いを
きちんと受け止められるようになったらいいな、と思います。
傲慢にならないように(笑)。

わたしもさんざん実家の家族の「思い」をたっぷりもらってきたこと、
若い頃は、つい忙しさ、わたしは頑張っているから、と
その「思い」に背を向けていたところがあったな、と振り返りました。

逆に親としては依存や抱え込みのような「思い」ではなく、
手放しで素直な「思い」を子どもたちに送っていきたいな、
と思いました。

朝食にお土産の濃い紅茶にミルクを垂らして、
そんなことをしみじみ感じたのでした。