今日は久しぶりにしっとり過ごせました。
こういうときにブログも書きたくなるもので、
いつもゆったり暮らしているかというとそうではなくて、
けっこう適当な生活をしていたからこその反動だったりします(笑)。
娘幼稚園お迎え後、サクサクッと家の片付けをして
久しぶりにゆっくり夕食を作りました。
どっしり温かい食べものが食べたい!
土鍋ご飯と骨付き鶏肉と野菜スープ、南瓜の炒め物を作りました。
やっぱりいいね。こういう台所時間。
土鍋ご飯、毎回水加減や火加減など反省はあるのですが、
それでもやっぱり美味しいです。
米好きの娘はせっせとおかわり。母嬉しくも半分心配(笑)
台所仕事に気が向かないとき、
食べることが「とりあえず」のとき、
シンクに食器が重なって、いつもならササッと洗えるのに億劫で。。。
台所そのものが不浄な場所になっていく感じ。
しっかり休んで自分の体に余裕ができると、
「さあ。」とまずは皿洗い、皿拭き、調理場をスッキリさせたくなります。
先日「聖者の食卓」というインドの映画を観たのですが、
大釜で作る食事のおいしさ、みんなで食べる幸せ、
そして生きるために「食べる」ということは、
準備や片付けという膨大な作業の中でほんの一瞬のときであるということ。
掃除や片付けと心を清めるということ、
食するということのつながりを感じられる映画でした。
ふと、ボロボロの台所を眺めながら思い出しました。
南瓜を蒸し焼きにしたところに、
ギーを少しとくるみを手でつぶして和えました。
昨日子どもたちと行った「土と平和の祭典」で、
買ってきたくるみ、1つつまみ食いしたら
油分が秋の体にしみわたる。
盛りつけた感じ。
骨付きの鶏肉をコトコト煮込んで、
キャベツ、タマネギ、ジャガイモ、ニンニク、塩で味付け。
シンプルチキンスープ。
息子が赤ちゃんのとき風邪を引くと、
大量にしこんで、スープとご飯さえあれば!と備えていました。
授乳中の滋養にもなって、
たぶんわたしの体質には鶏だしのスープは合っているのだと思う。
たっぷり作って、大人は深皿、こどもには浅いお皿に盛りつけします。
そうすると、アツアツのスープが食卓で食べる頃には、
温度差が出来て子どもは程よく冷めて食べやすくなっています。
どんな些細な食事でも、
台所がほどよく整っていて、ゆったり調理できるとき、
わたしも作られた料理も微笑んでいる。
雑にこなしているときが多いので、
今日の感じ、忘れないようにしよう。