都内で1男1女(2006.02生、2008.07生)の子育てをしています。
食事、お掃除、手当て、保存食作り、子どもたちとの会話、手作り、沖ヨガ、野口整体、、、我が家の台所からお届けします。           
台所日記1 娘が生まれてからの台所日記  http://meg3life.seesaa.net
YOGA CAFE ヨガクラスやワークショップのお知らせ http://meg3yoga.seesaa.net

2015/07/29

娘の誕生日

週末は娘の7歳のお誕生日でした。
せわしない一週間でしたが、当日は1日フリーだったので、
昼過ぎからケーキを焼いたり料理をしたりできました。

台所に立ちながら「なんと贅沢な時間!」とふと思いました。
お誕生日の準備を時間をかけてできること。

こうやってお休みの日に味わえる幸せ。
と呑気なことを考えながら、
でも実際は他の家事もあるので、いそいそと(笑)準備しました。

たまには新メニューも、とポテトスコーンを焼きました。
茹でたポテトとハーブを練り込んだおつまみスコーンです。


手羽先は、梅酵素とおしょうゆ、生姜に漬け込んでから、
照り焼きにしました。
2歳代の頃の娘が、骨つきの鶏肉を美味しそうに食べていたことを思い出します。
きっとタンパク質を欲していたのでしょうね。


ナスの蒸し焼きを冷やしてさっぱりと。
こういうのは息子も好きみたいです。


切っただけ彩り野菜。


娘の唯一のリクエストが小さめハンバーグでした。
先日母が作ってくれたハンバーグが美味しかったからだそうです。
たまねぎとラディッシュの葉っぱを練り込み、
ソースはケチャップとバルサミコ酢を使いました。


キャベツのスパイス炒め。
夏らしく、クミン、コリアンダー、ホワイトペッパーで味付けしました。


子供達が作ったおむすび。
とっても三角ですっ!

ケーキは毎年恒例、シフォンケーキに生クリームのせ。

今回は卵が新鮮だったので、シフォンケーキはしっかり膨らんで、縮みにくく大成功!
けれど、最後料理と並行して焦って、
クリームに砂糖入れるのを忘れてしまいました。



大人はまだ食事が続いていたので、
先に食べている子ども達になんども「おいしい?」と聞き、
「うん!すごくおいしい!」と答えてくれて安心していたのに、
寝る前に娘が「クリームの味が違った?」とつぶやき、やっと気づきました。

「お砂糖忘れてた〜!ごめんね。」
と謝ると、「やっぱりそうだと思った。」と息子。

すぐに指摘しない子どもたちの気持ちに、
すまない気持ちになりました。

多分、日常の中でもっとたくさんあるはず。。。
わたしが気づいていないだけで、
母のことつっこみたいけれど様子見とこう、という場面。

「いつもお付き合いありがとうございます。」と心でつぶやきつつ、
失敗をしないというのはきっと無理だと思うので、
傲慢にならず、謙虚にならねば、とヒヤリとしました。



 お義母さんと電話で話しながら、
「この日は娘の誕生日でもあるけれど、
息子のお兄ちゃん記念日よね。複雑な心境だったTちゃんのこと思い出すわ。」
とメッセージをもらい、「そうだなぁ。」と思いました。

娘の出産のときは、両方の実家にお世話になって、
息子の赤ちゃん返りもあり、孫とはいえきっと面倒な子だったと思います。

お世話になったとばかり思っていたけれど、
その大変で大切な時を一緒に共有できたことは、後から考えると、
みんなにとって宝物の時間だったのだな、と思えました。

わたしも母方の祖母に妹が生まれる時預かってもらったそうで、
7人いる孫の中でも、
たまたまそういう機会があったのはわたし一人だけだったので、
「洗濯物を干したあとベビーベットに行くと、
めぐちゃんが手を差し伸べて待っていたんだよ。」
となんども祖母が懐かしそうに話してくれたことを思い出しました。

わたしは感が強く頑固者の子どもだったので、手を焼いたと思いますが。。。
「お姉ちゃんになる」過渡期を一緒に過ごした祖母のこと、
わたしは理屈を超えて大好きでした。

愛情は綺麗事だけではなくて、
そのときは必死で訳も分からずやっていたことが、
時間が経って分かってくることがあるのかなぁ、とふと思いました。


娘から、お返しのメッセージカードを貰いました。
家族全員にコソコソ5月から仕込んでいた様子を思い出しました。

お姫さまの絵を「これお母さん!」という娘に、
正直とまどいは隠せませんが、
自分の誕生日をこんなに楽しみにしていた娘の気持ちが愛おしかったです。


夏休み

暑い日が続きますが、
子どもたちのラジオ体操のおかげで早起きができています。
私はいかないのですが、、、

たまたま旦那さんも早く出かける週なので、
6:30には朝食、出かける前に掃除ができて、
そのあとの時間のゆとりがあるなぁ、と感じます。

この夏休みは通常ヨガクラスはお休みにさせてもらい、
テーマを決めて学び、仕事の整理、
家族との時間を楽しもうと思っています。

ねば、ならねば、の考え方のせいで、
オンとオフの切り替えが上手にできなかったので、
今年は、めいいっぱいオフを過ごして英気を養おうとおもいます。

ずっと続けていた仕事が一つ終了したこともあります。
そういうときこそ、焦らず、長い目でたときに転機にできたらいいな、と、
後回しにしていた思考を整理する時間を作りたいです。
考えてみればそうとう後回しにしすぎていたので(笑)

頑張り続けなければいけない時期ももちろんあると思うけれど、
そこまでしなくても〜、という場合も。
自分の考え、設定したルールにがんじがらめになっているだけ。
そういうことを手放したいな、と思います。

いい夏になりそう〜♪
できたら子どもたちの宿題も早めに声かけを目指して。
自分の不手際のせいで子どもたちをどならない!がんばろぉ。

2015/07/25

肝臓すっきり それから

ここ一週間を終えて、不思議な感覚。
実は春くらいから気がつくと肝臓のあたりが痛くて、
ビールを飲むのを控えたりしていました。

飲まないと少し楽だから、そうしていたけれど、
この感じは、震災あとに腎臓がキリキリして、
お医者さんでレントゲンをとっても異常なし、のときと似ている。
そんな風に感じていました。

腎臓、とくに副腎のあたりが痛かったことも、
野口整体の手当、そして腎臓という臓器の特徴である不安、
副腎へ影響を与えるストレスの根本原因を解決して、
やっと気にならなくなりました。嘘のように。
こんなことがあるのだね、というくらい不思議な体験でした。

そのときから、なんとなく感じていましたが、
わたしは人からの抑圧の吸収剤のように影響を受けやすいタイプなのだな、
ということ。

セラピストや施術者としては全く向いていないタイプです。
はい。

今回も、だんなさんに言いたいことを言ったら、
すっかり肝臓の調子はいいです。
いつもよりビール飲んだにもかかわらず良い感じです。

精神的なことが体に影響を与える比率が、
子どものようにストレートな体なんだな、と思います。

腎臓のことで、自分の性質を知ってからは、
少し距離のある人ならば大丈夫になってきました。
それ以上に自分を整えてのぞめば大丈夫、ということを体感したので。

共感、共鳴しやすいタイプだから、
気をつけたほうがいいことはあるけれど、
だからこそできることもあるのだろうね、と。

自分を逞しくすることと同時に繊細さを研ぎ澄ませることを
同時に磨いていきたいと、最近では思っています。

カタオカマリコ先生の講座を受けて、思ったこと。
自分が信頼できて納得いくプロに、
自分の体を預けて整えてもらうことをしてみようかな、と。

沖ヨガも野口整体も、とにかく自立した方法論で、
そこが好きなのだけれど、ずっとそれをやってきたからこそ、
「おまかせしま〜す!」から見えてくることもあるのではないか、
そんな風に感じています。

嫌なことを、その場でさっくり言える人に。
が当面の目標になりそうです。

金銭的なことと時間の可能な範囲を考えつつ、
中途半端な施術は受けたくないという頑固者ゆえ、
どうなることやら。



2015/07/24

コンサートのぼうけん


息子の体調が落ち着き、
ロバの音楽座の「コンサートのぼうけん」に行ってきました。

小さめのホールで、とてもすばらしい演奏会でした。
息子は「あっ、これ知ってる!」とクリスマスに聴いた曲に反応。
古典舞踊に背筋を伸ばして見とれる娘。




ロバの音楽座、わたしはいつ観てもシュタイナーの四つの気質を思い出してしまう。
だれかそういう風に観ている人がいたら、語らいたい(笑)


シャッフル

夏休み、初めの一週間のバタバタがやっと終わりました。
今週一週間の検証で1カ月たっぷりすごせそうなくらい、濃厚な一週間でした(笑)。

3日間のキッズヨガのティーチャーズトレーニングに参加してきました。
大阪出身のとっても面白く緊張感があるカタオカマリコ先生のキッズヨガ、
子育ての上でも、キッズヨガのクラスをもつときにも、
とても役にたつ知恵を学びました。

何より、ヨガに親しみがない一般の人に向けての、
わかりやすい言葉使いや、気遣いのポイントも教えていただいたことも収穫でした。
わたしも、ヨガ好きのためのヨガ教室は、
自分の練習のためには行ったとしても、
地元でのクラスではあまり必要のないものだと考えています。

ヨガの専門用語を話したり、難しいアサナをシークエンスに合わせてやることよりも、
来てくださった方が、心地よく感じられる会話や場をつくり、
抱えている痛みやコリを和らげるための知恵をお伝えしたいと思っています。
そういう方向性もあり。

自分にできることを見つけるより、
自分にこれだけはできない、を見つけることの方が、
伸びしろが高いですよ、という言葉も印象的でした。

実践の場をいただいていることに感謝して、
転んでも起き上がる!の精神でやっていこうと改めて思いました。

わたしが通っている間、子供達はおばあちゃんのお家にお泊まり。
しかし今年は息子の希望で一日目は児童館の遠足に参加、娘はキッズクラブ。
二日目の朝東京駅で母に引き渡しをして、
などちょっとイレギュラーの対応にバタバタしていました。

久々に旦那さんとカウンターでビールを飲み、
ちょっといつも言いたくて言えなかったことを話せて、すっきり。
ずっとキリキリしていた気持ちが和らぎました。
言いたいこと時には話した方がいいね、と思えました。

旦那さんのすごいところは、言われた時はハチャメチャな反論をしたけれど、
すぐに気持ちを切り替えて意識的に普通に接してくれたこと。
わたしはプンプンしてたけれど(笑)

そして、たぶん言った意味はわかってくれていると
言動から感じることがしばしば。
大人だ。そしてこのタフさはさすがだ!と見直すことができました。

やはり言葉だけを見ていては変化は生まれない、
とくに自分がきづついたとかそういうレベルで相手の言葉ばかりに気をとられるよりも、
お互いにその先を一緒に歩む意志があるかないか、
そんなことが実は気持ちを伝える上で一番大切なのでは、と思いました。

大波小波のザワザワ、ガヤガヤの数日を終えて、
子供達を実家に迎えに行き、帰って来たら、息子ダウン。。。

いろいろ予定キャンセル。
こういうのも全部合わせてヨガ。切り離しては考えられない。
おかげで、わたしもクールダウンできました。

息子の症状を観察しながら、呼吸器系の問題が最近気になります。
エネルギーを発散しているのであれば良いのだけれど。

そんな中、子供達2人の小学校の保護者面談へ。
学校の先生は元気な人が多いなぁ、と感心しながら、
2人通うようになって、それぞれの先生の特徴も掴みやすくなりました。

キッズヨガの講座で身にしみて感じたことの一つ、
「その道のプロに任せろ!」
あれこれ素人がちょっと勉強して心配を増やすよりも、
プロにお任せして、分からないことを教えてもらう。
その姿勢は子供を幼稚園や学校に預けている人にとって大切だと思いました。

やっぱり数を見ている人は違う、
否定する前に、先生の引き出しをオープンにするような対話を心がけること。
そうしたほうが、先生も自分も子どもも生きやすくなります。
そんな風に思いました。

わたしも仕事の面で、ちょっと気負いすぎていた部分は手放して、
自分にできることを等身大で伝えていきたいと、
身にしみて感じた一週間でした。

ずっと元気な娘ももうすぐお誕生日。
いろいろシャッフルした後の静かな時間の訪れが、娘らしい日和。
ありがとう。と呟きたくなりました。

2015/07/22

渋谷へ

先日、渋谷のユーロスペースに「ダライ・ラマ14世」を観に行きました。
学生の時にダライ・ラマ14世の半生を描いた「クンドゥン」を思い出したり、
チベット亡命政権がある街の学校に通う子どもたちの顔が素朴で、可愛かった。


最近は渋谷へ行くことがなくなっていたのですが、
そのまた昔、気に入っていたアジア雑貨のお店で、
ネックレスを買いました。

水色と迷ったけれど、 洋服の色と被らなそうなマゼンタを選びました。


ちょっと夏らしい楽しみです。


2015/07/16

お月さまの形

今日は湿気がこもっていますね。
いよいよ明後日から夏休み。
小学校が2期制なので、一学期も終わり〜!!
と開放感がないことがはがゆいです(笑)

今日、それぞれが自分で選んで借りてきた本が、
なんとも不思議で面白かったです。

娘は学校の図書室で原爆を題材にした絵本を1冊借りてきました。
「三冊もあって怖そうだったから。」という理由。
「怖いのが苦手なのになんで?」と聞いたら、
「それにはいろいろ事情があって。。。」と訳のわからない言い訳をしていました。
この季節、親が用意するのは分かるけれど、自ら借りてくるとは。

小さい頃から、平和に対しての独特の感度をもっていて、
ハッとするときが何度かあります。
うまく伸びるといいけれど、、、と見守ろうと思っています。

息子は区の図書館のカードを作ったので、
せっせとたくさん借りてきましたが、ほとんどが実用書。将棋やらなにやら。
しかも星座占いと血液型占いの本まで。。。

人間に対しての広い視野での興味に発展するのか、
ただの女子的な感覚を持ったミーハー男子なのか。う〜む。。。

こちらも「なぜどうしてぼっちゃん」だったチビッコのときと
変わっていないと言えばそうなのです。
いろいろ理屈で知りたいお年頃と相まって、
あまり夢のないセレクトになっているのかしら、と分析。

わたしもけっこう自分や家族を客観的に知るために、
よりその人らしさを伸ばしたい!
もしくは、そのさまたげになることをしたくない!という思いで、
かなりの時間を知恵を学ぶことに費やしてきたので、
ただの占い好きで終わらないでおくれ!と、なんとなく息子の未来に期待(笑)。

そうそう、わたしは息子が小さい時から、
赤ちゃんというより、おじいちゃんと一緒にいるような気持ちになる時がよくあり、
生まれた日のお月様の形が、新月の間近の細い月だったことを知ったとき、
妙に納得したことを覚えています。

ちなみに娘は満月。まんまです。
わたしは満月の一日前。おしいっ!

だんなさんは息子と同じような形だけれど、
生まれたての月(新月から上弦に向かう)なのです。
だから家族の中で一番年上だけれど、中身は一番若い。
子供の部分があるのかもしれません。これも妙に納得しました。

それぞれに個性が際立ってきて、
それらに良いも悪いもない、ということを、
少しずつ学習させてもらっています。




2015/07/07

七夕

うちの娘は、七夕をとても大切にしています。
短冊と、織姫と彦星を作って飾っています。

今日もしきりに天気を気にしていました。
ため息なんてついちゃって。

あぁ、わたしもそういう時があったのに。。。
若さっていいなぁ、と思いました。

クールな息子は「これじゃぁ、むりだねっ!」
と半分妹の反応を楽しむかのように、あっさりとした反応。

娘の願い事は「やなことがおきませんように。」
やなこと、というのは戦争とか地震が怖いらしいです。
昨年はそのまんま「戦争をしませんように。」
テレビのニュースを見ていて心配になったそうです。

学校で作った分は「ばれーがじょうずになりますように。」

どっちも本当に娘らしい願い事だなぁ、と思いました。


2015/07/04

週末梅酵素作り

久々のPTA、学校行事、仕事のない週末。
あれこれ仕込みができちゃいそうです。
なんとか、雨も降っていないので洗濯物も〜。

子供達と一緒に、梅酵素ジュースを仕込みました。
隠し味ありの我が家バージョン(笑)。今年最後になるかな。
ヨガカフェ3331最終回でみなさんに振舞いたいと思います。
当日実演はプラム+隠し味で作ります。

少し黄色くなった梅で作ったので、
潰す作業が子供の力でも出来るくらい、少し楽でした。

酵素作りを一度きちんと教わってから、
自己流なりに作るときの心持ちが変わりました。

やっぱり何事も「基本を人から学ぶ」ということは大切だとわたしは思います。
本やネットで便利にそれらしいものは作れたり、練習したりできるけれど、
行間の部分、目に見えない部分のポイントが大切だと思うからです。

最近読んでいる内田樹さんの「街場の教育論」でも、
教育の本質は「こことは違う場所、こことは違う時間の流れ、
ここにいるのとは違う人たち」との回路を開くこと、と記されていました。
そこに、学ぶことの楽しさ、要求が隠されているのでしょうね。

「ハチミツとクローバー」「もやしもん」といった
大学のキャンパスを舞台にした漫画を例に挙げて記されていて興味深かったです。
2つの漫画も読んでみたくなりました。

話はちょっとそれましたが。。。
酵素とか味噌とか、酵母など、生きているものを育てる作業は、
繰り返して「勘」を養う楽しさもありますよね。

酵素のために台所をいつもより綺麗にしておきたくなったり、
ときどき人が集まるお部屋に移動させて、
「たっぷり息してね〜。」と話しかけたり。

「わぁ、怪しい。」と思う人もいるかもしれないけれど、
美味しいかどうかの瀬戸際は、レシピ通りにやったかどうか、
を超えたところに潜んでいるのです。本当に。
このことを結構わたしたちは忘れてしまいがちです。

そういうことを、もっともっと女性たちが感じることができたら、
本人も周りにいる人たちも楽になる思うのです。
暑苦しい考え方かもしれないけれど、伝えていくぞー!